会津若松市議会 2014-12-08 12月08日-代表質問-02号
ICTを活用した農業の将来像につきましては、植物工場におけるICTを活用した先進的栽培技術や環境制御技術により、低カリウムレタスや機能性野菜など付加価値の高い農産物の生産拡大が展開されるとともに、ビニールハウスなどの施設園芸における先進技術の活用により、効率的で生産性の高い農業生産体制が確立され、高品質な農産物を安定供給できる地域農業の展開が図られるものと認識しております。
ICTを活用した農業の将来像につきましては、植物工場におけるICTを活用した先進的栽培技術や環境制御技術により、低カリウムレタスや機能性野菜など付加価値の高い農産物の生産拡大が展開されるとともに、ビニールハウスなどの施設園芸における先進技術の活用により、効率的で生産性の高い農業生産体制が確立され、高品質な農産物を安定供給できる地域農業の展開が図られるものと認識しております。
本市におけるICT農業につきましては、市内企業の植物工場において低カリウムレタスなどの生産に取り組まれているところでありますが、今後は国内の先進事例や国、県の支援事業についての情報収集に努め、さらにはアムステルダムとの連携のもと、スマートシティ会津若松の取り組みの一つとしてICT農業を推進していく必要があるものと認識しております。
ここでは、低カリウムレタスを工場内で、種まき、育苗、収穫、出荷までを一貫して行うそうです。鉄骨の野菜工場はビニールハウスに比べ建設費用は高額になるものの、温度管理は楽な上、大雪や日照りといった天候に左右されることなく収穫が可能で、全国的に注目されております。秋田ではローソンが野菜工場を設置しました。
また、平成22年、市内の別の半導体企業が工場のクリーンルームを利用して完全人工光型植物工場での野菜生産を開始し、平成24年には低カリウムレタスの生産、販売を開始しました。これらの野菜は、ドクターベジタブルというブランド名で、今や全国からの注文が相次ぎ、生産が追いつかない状況です。また、全国からの視察も数多く訪れています。今後、観光商工部としての支援の方向を期待するものです。